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■恋想オトメ -レンソウオトメ- (チドリヌ)

★まんがデーター [8/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年] ラブコメ・あまあま
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に別絵・コメント、
      描き下ろし「あいめろっ!~新曲編~」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
      短編×11(うち「あいめろっ!」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「チドリヌ」センセの「恋想オトメ -レンソウオトメ-」です。

国民的アイドル「夏音まゆり」、ましろさん
※左:国民的アイドル「夏音まゆり」、右:ましろさん
 でも、アイドルとのえっちはこうしたそれっぽい衣装のが良かったなぁ。


■恋想オトメ -レンソウオトメ- (チドリヌ)


★構成・絵柄 成年ラブコメ

「恋想オトメ -レンソウオトメ-」は短編での構成。
描き下ろしで後日談があり、1話のみ連続話となっていました。
ジャンルはスタンダードにラブコメ
ごくあまーい仕上がりです
えっちも優しく、一般系でも良さそうな感じよ。
ただし、お話としては定番なつくりで、それなり。
特にオチはパンチが弱く、インパクトは薄めでした。
もう何らかが足りないかなぁ。

ゆったりとした線のスッキリ絵柄。
濃淡・描き込みはそこそこ。
サッパリとした、可愛らしい絵柄になってます。
平面的で、バランスが気になるコマもありました。
それよりも気になったのが、動きのある絵。
ここが非常に弱く、お話の流れを止めていました。
また、それを誤魔化すためか、コマの流れ・運びも非常に悪く見える時があります
「放課後どきどきTime」の前半とか。
ここが漫画的に巧くなく、気になりました。

キャラ絵はラブコメに合致した、可愛らしいまとまり。
原稿時期に開きあるものの、比較的安定しています。
個人的には好きなタイプですが、人は選びそう。
判断については、「MAX」さんのHPでどうぞ。

★収録話 12話収録

005:「あいめろっ!」
189:「あいめろっ!~新曲編~」 描き下ろし
趣味で作った曲をネットにアップしていた「奏太」くん。
動画サイトにて、その曲を歌ってくれた娘がいたんですが…その正体は、幼馴染みで国民的アイドルという、「夏音まゆり」だったのです。
そんな訳で、アイドルな昔馴染みとのえっち。
超多忙、という彼女がそのままの姿で会いに来て、野外えっちに流れるという成年漫画らしいもの。
夕方の公園のベンチですよ。
あれは本来「奏太くん」が気にしてあげなきゃー、ダメですね。
描き下ろしはその後日談で、こちらもごく甘いものでした。

025:「奥さまは白フェチガール」
夫婦ものでは定番なパロディー・オープニングで始まる、「ましろ」・「好夫」の夫婦プレイ。
奥様という冠ですが、まるでアダルトちっくな色はありません
スクール水着なえっち。
その後に続くネタはそう強くないものの、オチは綺麗にまとまっていました。
なお、↓表紙はこちらの「ましろさん」です。

委員長「ゆりか」、妹「結亜」
※左:委員長「ゆりか」、右:妹「結亜」
 こうした強気なキャラのが可愛いと思います。

045:「放課後どきどきTime」
委員長「ゆりか」さんと「博之」くんの幼馴染みな2人のお話。
ショートの髪が可愛いですね。
真面目でうるさ方という設定でしたが、可愛らしさも見せており。
彼が気になっていたのも納得。
切っ掛けを彼女からもらえたこともあり、いきなり告白したりしてました。
教室えっちですね。
成年漫画とはいえ、展開早いなぁ。

065:「Star Shower」
天文部の先輩「美月」さんに、告白した「牧野」くん。
見事にOKをもらったんですが、デート中の彼女はいまいち反応が薄かったのでした。
雰囲気とは裏腹に「美月さん」は可愛らしい女性ですね。
ここは、やっぱり男子が頑張らなきゃ、仕方ないか。
ただ、あの恥ずかしいと言ってた彼女に、いきなり屋上えっちを仕掛けたりしてました。
スカート持たせる場面が好き。

081:「僕たちのひみつ」
夜にコンビニへ出掛けた帰り道、行き倒れになった女の子を拾うというもの。
一般ラブコメ漫画のオープニングみたいな風情。
いきなりウサ耳が生えた彼女「アイリ」さんの依頼で、えっち展開となっていました。
まぁ、頼まれたなら仕方ないですね(笑)
オチがあまりにユルユルで残念。

101:「慰めたいの」
妹「美香」ちゃんが、フラれた兄を慰めるというもの。
そんな訳で、兄妹の近親系。
彼女のアプローチにて、あっさりえっちに持ち込んでます。
もともとラブラブではあったようなので、お兄ちゃんが他の女性にフラフラしてることろを見たいなぁ。
天使・悪魔の描写が可笑しいです。

117:「フリルをあしらって」
ちょっとよそよそしくなっていた、妹「結亜」との外出話。
こちらも兄妹の近親系ですが、まったく躊躇ありませんでした。
「結亜ちゃん」は前半ツンデレちっくな雰囲気でしたが、途中からラブラブ。
ごく普通にカップルとなってます。

137:「ちゆのお薬」
怪我をした「鹿島」くん。
自分には記憶ないものの、「久しぶり」と言った彼女「ちゆ」はよく知っているらしく。
保健室で優しく手当してくれたのでした。
これは…ファンタジーなのかな。
いまいち分かり辛いです。
ただ、「ちゆさん」は旧ナース姿で可愛かったです。

153:「スイートハートレシピ」
ケーキ屋店長と「ひめの」ちゃん。
まー、作っているものそのまま、あまあま。
クリームまみれになるお約束までありました。

ちゆさん
※ちゆさん
 こんな格好です。キュートですわね。

169:「カノジョのLOVEアタック」
付き合って3ヵ月という、「璃杏」・「悠斗」のカップル。
初えっち後に音沙汰ないので、「璃杏ちゃん」からアプローチするというもの。
かなり面積小さい水着ですね。
ちょうど裏表紙そのままです。
オチまでスタンダードで、もう1押し欲しいところでした。

★その他

そんな訳で、「チドリヌ」センセでした。
こちらが初単行本だって。
そうなんだ。

さきほど紹介した「MAX」さんのサイトで見ていたので、なんとなく手に取りました。
だいたい↓表紙の通りでしたねー。
ぜんぜん悪くはないんですが、ややパンチが弱いかと。

恋想オトメ (ポプリコミックス)恋想オトメ (ポプリコミックス)
(2012/06/21)
チドリヌ

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tag : ラブコメスクール水着ファンタジー

■さらけだしおんなのこ (水上蘭丸)

★まんがデーター [10/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] 複数・いろいろ
・おまけ: あとがき、漫画「あとがき日常①②」
・その他: カラー(12P)、短編×11
      (うち「あねシリーズ」×2、「お嬢様シリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水上蘭丸(みずかみ・らんまる)」センセの「さらけだしおんなのこ」です。

部長「式神マナミ」、義姉「美月ユウ」
※左:部長「式神マナミ」、右:義姉「美月ユウ」
 ヒロインは色っぽい方から可愛らしい娘さんまで。


■さらけだしおんなのこ (水上蘭丸)


★構成・絵柄 複数系(多め) 成年

「さらけだしおんなのこ」は2話ほどの連続と短編での構成。
冒頭にはショートのカラー漫画が収録されてました。
連続話はどちらも2話ほどの中編で、もう少し欲しいかなーというのが正直な感じ。
お話は、コメディーちっくなものからシリアスなものまで、幅広く。
それがため、どっちつかずな印象もありました。
読んでいて頭に残ったのは、シリアスちっくなものですね。

デジタルの艶々とした作画。
ややテカテカとした風情でした。
しなやかな細い線で、目立つ乱れはなくスッキリしてます。
全体では適度なくらいの色づき。
濃淡はやや濃いめですが、そうコッテリとはしていません。
幅広めな輪郭と丸い目の可愛らしいキャラ絵柄。
しかし、アダルトな女性になると、これが写実的なまとまり。
ぽて、っとした唇が色っぽいです。
どちらもお上手でしたが、その差が極端なので人を選ぶかも。
背景や小物もお上手。
漫画では、個人的にテキストが邪魔に感じる時がありました。
ただ、そう引っ掛かるほどではないと思います。
判断については、紹介帯のカット絵でだいたい掴めると思います。
あるいは、「エンジェル出版」さんのHP、またはサンプル豊富だった「DMM」さんがオススメです。

★収録話 11話収録

003:「エミ電撃作戦」 カラー原稿
009:「おしっこシスター」 カラー原稿
前者はカラー6ページのショート漫画。
ツーサイドアップな「エミ」ちゃんが、彼氏「オカベ」くんを半裸で誘惑するというもの。
短い割にまとまり良く、いいオチでした。
まぁ、何を見たのか、あーした誘い方は普通しないわね。
後者もカラー6ページ。
お姉ちゃんを緊縛えっちする流れ。
タイトルそのまま、放尿シーンがあります。

015:「絶対美人のおとし穴」
企画部の部長「式神マナミ」と、その部下「川島」というオフィス短編。
誰もが認める”絶対美人”でしたが、仕事の鬼でもあり。
「川島」にも厳しく接していた彼女には、秘密があったのでした。
そんな訳で、「マナミさん」の眼鏡美人っぷりが堪能できる1話。
冒頭の強さが、途端に弱々しくなるのがポイントでしょう。
パンストが楽しいんですが、多くのAVと同様に直ばきなので。
そこがやや残念。

キャプテン「重光あおい」、お嬢様
※左:キャプテン「重光あおい」、右:お嬢様
 良いキャラは多く、全体的にもっとじっくり見たい感覚でした。

035:「華は踊る」
甘い想像からキャバクラで働く主人公と、ホステスさんら3名のエピソード。
こちらのナンバー1「アリサ」さんが↓表紙のようですね。
本編でもチャイナ服でした。
入って1カ月という、まだ仕事も定まらない彼にストレス発散する流れ。
集団えっちです。
オチがいいですね。

055:「白い楽園」
コンサート前に骨折してしまった、超スーパーアイドル「ヒデオ」が看護士さんらに囲まれるというもの。
冒頭の「ヒデオ」が可笑しい。
ありゃ、お笑い芸人だってば
可愛らしい「小早川」さんと、眼鏡で厳しめな婦長さんという2人との複数。
監督すべき立場の婦長さんも実はファンであるというのがポイントでしょう。
パンストに2パターンの髪の毛が楽しめます。
後半の展開はセオリーですね。

075:「あね恋」
095:「僕とあねの場合」
「アサヒ」くんの義姉になったのは、学校の先輩で憧れの存在であった「美月ユウ」
1つ屋根の下での生活は刺激的なものだったんですが…と、そんな感じの近親系。
いちおう義理ではあるものの。
「ユウさん」にはちょっとした秘密があり、緊張感のある近親モノとなっていました。
ただ、やや分かり辛い印象。
「アサヒくん」はいいとして、「ユウさん」の複雑な心情はいま1歩というところ。
もう少しじっくり描いて欲しかったですね。

113:「ヘンテコでもいいじゃない?」
バレー部のキャプテンで容姿端麗な「重光あおい」
人気のある彼女に言い寄る女子は多く、マネージャーさんにもサービスしようとしたところ…。
彼女の股間には見慣れぬものがあったのでした。
ふたなり…でもなく、単なる女装男子でいいのかな。
彼が自ら告白したこともあり、あっさりバレていたものの。
ちょっとだけだかんな!
とか、初体験にも関わらず言ってました。
容姿そのまま男前ですね!
オチ以降の展開がまた気になります。

133:「狼執事とぬこお嬢様」
153:「お嬢様のお庭遊び」
お嬢様と、執事のカップル。
お屋敷から出れず、暇を持て余す彼女に、コスプレえっちを仕掛けるという流れが前者。
猫耳メイドにしてました。
マニアックだなぁ。
ほぼ完全にえっちした後、不意に我に返ったような執事が可笑しかったです。
そこで気付く!?って感じ。
続く後者は、お嬢様が久しぶりに外出するというもの。
前話ではあまり強く描かれていなかった、”身体の弱さ”についてと、2人の過去描写があり。
勢いで牽引していたようなそちらと違い、やや深さのあるエピソードになっています
後半はまた重めでしたよ。

さくや
※さくや
 このお話はキャラと展開が好き。

173:「侵略者に気につけろ」
「シンザキ」・「さくや」の幼馴染みカップル。
これはラブコメなまとまり。
どちらもツンデレちっくでしたねー。
扉絵の猫「さくやさん」はイメージ画かな。
電車で勘違いしてる様がキュート。
それが判明し、言い合いからのえっちパターンが良かったです。

★その他

そんなこんなで「水上蘭丸」センセでした。
たぶん、だいたい7冊目くらい。
こちらのブログでも、前巻「出会って5秒で挿入」を紹介してます。

そうか、そっちは軍人さんとか出ていたのかー。
あれは良かったなぁ。
コメディーも悪くはないんですが。
あれだけの色っぽいヒロインが描ける方なので、読み応えと重たさのある中編で揃えてほしかったなぁ。

さらけだしおんなのこ (エンジェルコミックス)さらけだしおんなのこ (エンジェルコミックス)
(2012/06/16)
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tag : ツーサイドアップラブコメコメディーコスプレ

■姫物語 PrincessStory (オザケン)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] ラブコメ・お嬢様
・おまけ: カバー裏にあとがき、合間にキャラ紹介・蘭さん設定詳細、
      描き下ろし「温泉☆プレジャーナイト」
・その他: カラー(4P)、短編×7
      (うち「大名のKomachi Angel」×5、「男と女のラブ☆ドール」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オザケン」センセの「姫物語 Princess Story」です。

お姫様「高見沢沙代」
※お姫様「高見沢沙代」
 使用前・使用後です。実に可愛らしい方でしたよ。
 

■姫物語 PrincessStory (オザケン)


★構成・絵柄 成年ラブコメ

「姫物語 Princess Story」は、2つの中編による構成。
メインは14ページほどの描き下ろしを含めた連続話です。
↓表紙・裏表紙を飾るお姫様ですね。
ラブコメなんですが、設定がためにラブのが強めな印象。
ヒロインが複数登場していたものの、えっちも浮気っぽい流れでないんですね。
また、ラストは実に良い感じに仕上がっていました
もう1つは、2話の連続話。
攻守が変更されるようなタイプです。
こちらはコメディー色が強めな、楽しい仕上がりになっていました。

センセの描かれるヒロインは、縦長で背丈があり。
漫画らしい可愛さありつつも、適度なバランス感覚で流れるような黒髪も素晴らしく。
和服・お姫様なんてキャラは抜群
まぁ、↓表紙にぐさーってきた方は、手にとって問題はありません。

しっかりとした描き込みと、黒の強い濃淡。
たまに乱れ・崩れは感じるものの、大きく目立つほどではなく。
良く動き、勢いもあり、派手でパンチのある作画でした。
癖はありますが、そうイヤミなものではないので、間口は広め。
背景・小物は無難なまとまり。
コメディーからシリアスまで漫画は巧く、そう引っ掛かるようなポイントもありません
判断については、だいたい↓表紙でも大丈夫ですが、やっぱりカット絵ある裏表紙でしょう。
あるいは、サンプル豊富な「ティーアイネット」さんのHPがオススメ。
「大名のKomachi Angel」の1話目がまるまる立ち読めましたよ。

★収録話 7話収録

003:「大名のKomachi Angel」 4話
199:「温泉☆プレジャーナイト」 描き下ろし
祖父から江戸時代頃のもの、と聞いていた鏡を磨いていた主人公「士郎」
すると、その鏡の中から、大名・高見沢家のお姫様「高見沢沙代」がタイムスリップしてきたのです。
当初は信じなかったものの、次第に自らの周囲に起こっている事を認識した彼女は。
…これも犬神の祟りかもしれぬな…
そう、呟くのです。
曰く、
”胸に黒子(ほくろ)のある女子は犬神に呪われていて、交わった男は末代まで祟られる”
とのこと。
そう沈む「沙代」に対して、「士郎」は迷信だと言い切ったのでした。
だいたいそんな導入部。

江戸時代のお姫様とのラブコメ話。
いわゆるタイムスリップものなんですが、結構気楽に皆さん現代・江戸を行き来しているところがポイント。
まぁ、成年漫画でページ数も限られてますからね。
現代、あるいは江戸の文化・光景に困惑するところはそこそこに。
メイン「沙代さん」ほか、過去からの住人らとのえっちが繰り広げられておりました。
ややこしい描写は少なく、すんなり楽しめるラブコメ漫画に仕上がってます

菊池弥生さん、蘭さん
※左:菊池弥生さん、右:蘭さん
 バストサイズが両極端なお2人です。

1話目は現代に「沙代さん」が現れるというもの。
この頃は普通にお姫様でしたねー。
呪いを真っ向から否定して、普通にえっちの相手まで出来ちゃう「士郎くん」
後半にちょっと描写されてましたが、「沙代さん」からすれば初めの人かもしれませんね。
こうした設定がため、えっちに至る流れは自然なものでした。

ちなみに、犬神の呪い、を検索してみましたが。
あくまで、漫画設定のようですね。
騙され易いとか、困った人を見捨てられない~みたいなのがヒットしてましたよ。

現代にすっかり馴染んだ「沙代さん」が見られる2話目。
うん、やっぱり着物のが似合うわね。
メインは「士郎くん」が江戸時代にタイムスリップするというもの。
こちらでは菊池家の姫「菊池弥生」さんが登場。
こうした漫画では定番の、「沙代さん」が好きな妹的存在でした。
「士郎くん」に敵意を抱くのもいつも通り。
お抱えくのいち「陣内」を派遣し、2人の仲を裂こうとしておりました。
まぁ、大した策もなく、やたら直接的でしたが。
えっちは「弥生さん」を含めた複数。
見事な貧乳でしたよ

3話目は「沙代さん」に誘われ、新キャラ「蘭」さんに会いに行くお話です。
”吉原でも最高の遊女”であったという彼女
先の「弥生さん」と逆で、やたらな巨乳の色っぽい方でした。
経験豊富な彼女に、「士郎くん」がえっちで試されるんですが。
それを察して、彼に甘える「沙代さん」がキュート。
事が済んだ後に「蘭さん」が言った台詞は納得。
ああ、なるほどなぁ。
また、「沙代さん」のオチでの台詞もまた同様でした。
ここは非常に爽やかですね

最終話はカラー原稿から始まっています。
そちらのシーンは、本編のクライマックス部分ですね。
冒頭にて色々と前フリがありましたが。
ここでは、1話目から示されていた最大の問題について「士郎くん」が挑むというもの。
「弥生さん」を止めた彼が格好良いです。
いつの間にか(笑)
メインがどんな流れになるのか、ご期待下さい。
良いお話でした。
「沙代さん」が幸せで何より。
描き下ろし「温泉☆プレジャーナイト」は「大名のKomachi Angel」の番外編。
皆で海へ出掛けるというお話で、成年漫画らしく集団えっち。
先の「陣内さん」も参加してましたよ。

145:「男と女のラブ☆ドール」 2話
同時収録のこちらは、お嬢様とのお話。
センセ自身があとがきにて、”お金持ちメイン”と言っていたので、↑上の属性部分はお嬢様としてみました。
さっきの「沙代さん」はお姫様ですけどね。

やや当たりが強く、らしいお嬢様「道玄院沙月(どうげんいん・さつき)」
幼い頃よりずっと仕えており、お互いに気ごころの知れた使用人「橘」にいつしか恋心を抱いていたのです。
立場を気にして一線を守っている彼。
なんとなく夜にその部屋を訪ねてみたところ、自分にそっくりに等身大人形があったのでした。
だいたい、そうした導入部。

お嬢様・使用人のラブコメですね。
ラブラブでもあるんですが、お互いちょっとズレた感じがコメディーちっくに仕上がってます

お嬢様「道玄院沙月」
※お嬢様「道玄院沙月」
 こちらもイイトコのお嬢様なのでした。

お嬢様「沙月さん」から仕掛ける1話目。
いちおう「橘くん」は優秀な使用人であるみたい。
ただ、そっくりな等身大人形をこっそり所持しているなど、やや危ない雰囲気もありました。
どーでもいいですが、両想いで良かったわね。
あの人形との場面で、「沙月さん」は気持ちが通じていたことを喜んでいるんですが。
普通は…立派にアブない人ですから。
お話は、その人形に「沙月さん」が入れ替わるというもの。
この漫画のポイントは、よくあるパターンと違い、耐えられなくなった「沙月さん」が声を出してしまうところ。
当然ながら、そこでバレてしまうんですが…その後の「橘くん」に注目。
うん、やっぱり変な人だー。
えっち後の布団をかぶってるお嬢様がキュート。

2話目はその逆で、「橘くん」から仕掛けるというもの。
今度は彼が人形のフリをするんですが。
「沙月さん」も変わった人ねぇ、特に中盤あたりが。
お尻とかでしちゃってるんですけど、なにゆえそんな本を読んでいたのかな。
彼のために頑張る姿が可愛らしいです。

★その他

そんなこんなで、「オザケン」センセでした。
だいたい7冊目くらいになるのかな。
こちらのブログでは、似たような構成の「発情るオトメ」、1冊まるまるの長編「のーぱん」を紹介しています。
ほか、別名義「小沢田健吾」での2冊「制服専科」・「学校でイこう!」も取り上げてました。

センセの漫画・お話は肌に合うようで、どちらも好みではあるんですが。
これまでの中で、個人的には最も刺さりました。
やっぱり和風ですわね。
前述してますが、センセの絵柄は和服との相性良いと思います
↓表紙も素敵でしたよ。
なお、カバー裏はもうょっと引いた構図で、背景に描かれたヒロインらがもう少しだけ見易くなってました。
その彩色版がセンセのHPにあったので、ぜひそちらもどうぞ。

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(2012/07/06)
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tag : ラブコメコメディー

■奴隷兎とアンソニー (赤月みゅうと)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメファンタジー
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(12P)、短編×7(うち「奴隷兎とアンソニー」×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤月みゅうと(あかつき・みゅうと)」センセの「奴隷兎とアンソニー」です。

シャーロット・初音
※シャーロット・初音
 前半はこんな感じなんですが…。


■奴隷兎とアンソニー (赤月みゅうと)


★構成・絵柄 成年ラブコメ

「奴隷兎とアンソニー」はメイン中編による構成。
比較的繋がりのあるストーリー漫画で、じわじわ示されていたものがオチにて一気に弾けたような感覚
全裸率は高く、えっちシーンも豊富なんですが。
キッチリ良いお話に落ち着いていました。
単行本のほとんどはそちらですね。
もう1話は短編。
こちらもまた最後でぐっとくる、良作品でした。
いちおう、↑属性ではラブコメとしていますが。
ぶっちゃけ、そうした単語を飛び越えたようなお話が展開されます
泣かせます
それでいてえっちシーンもおろそかではないので、読み応えある成年漫画がお好きな人にオススメ。

こざっぱりとした線の絵柄。
描き込みはだいたい適度なくらいなんですが。
ページ全体では細かな作画が多く、かなりごっちゃりとした風情。
全体の色づきはそこそこ。
濃淡はさほど強くはなく、それがため前述した賑やかさがより感じられます。
ただ、心なしか…前巻のが良かったような…
バランスの崩れがあります。
性格にはセンセ独自の癖だと思うんですが、そちらが目立っていて。
個人的にはちらほら引っ掛かってしまいました。
漫画・表現的なものにはまったく問題ないんですけどね。
なんというか、もう1歩くらいの丁寧さが欲しかったです。
読んでいてお話に引き込まれますんで、そう大きなポイントではないと思いますが。
判断については、「ティーアイネット」さんのHPか、あるいはカット絵が見易い裏表紙が良いでしょう。

★収録話 7話収録

003:「奴隷兎とアンソニー」
こちらが表題となっている、メイン中編。
まるまる1冊にして良さそうなほどのページ数があり、読み応えのあるお話に仕上がっていました。

「前島ヒロト」のクラスに転校してきた、「シャーロット・初音」
彼の隣席となった彼女は、
人の心が読めるんだよー?
そう軽々しく話しかけてきたのでした。
なかなか信じない「ヒロト」に対し、「シャーロット」は不思議な道具などを示してみせたのです。

「これからヒロトのHな願望は、シャーロットが全部叶えてあげるんだからね」

大雑把ですが、だいたいそんなお話。
あとがきによると、
”ライトにエロを楽しめる本”
というのが、もともとのコンセプトであったみたい。
そのためか、前半はどこぞの猫型ロボットなお話のように、色々なアイテムによって彼の願望を叶えておりました。
派手なえっちが見れます。
漫画にじわじわ「シャーロットさん」の本音が描かれるようになってからが、一気にクライマックス。
このえっちな漫画が、はたしてどういった結末を迎えるのか、お楽しみに。

星野フユミ、クラス委員「白石美穂」
※左:星野フユミ、右:クラス委員「白石美穂」
 「白石さん」はもっと絡んでも良さそうでしたが。

003:「ゴシュメガ」 カラー原稿あり
こちらが冒頭話です。
タイトルのそれは、その人の見たい物が見えるという、”ご都合主義メガネ”の略。
カラー原稿部分は、「シャーロットさん」とのえっち。
次のエピソード「シャセトマ」の変形です。
8ページと長く、前述したこの漫画を象徴するような台詞で終わっていました。

本編は”ゴシュメガ”をつけた、ちょっと時間が先の光景から始まります。
その効果がため、ヒロインの「シャーロットさん」は無論のこと、クライスメイトらもガッチリ全裸です。
共学であるのに、ちゃんと視界には女性だけしかいないのが、いかにも成年漫画ですわね。
可笑しかったのが、「シャーロットさん」の台詞。
ズバリ!ヒロトはHなことばかり考えている!!
まぁ、このくらいな年齢の男子に言えば、たいてい当たりますよ、それ。
えっちは、「シャーロットさん」がぱっくりするというもの。
前述したように周囲は全裸のクラスメイトらで、ちょっと気になっていたクラス委員「白石美穂」さんも同様。
冷静に見て、「ヒロトくん」の雰囲気はやたらに変なんですが。
そんな彼普通に話しかけ、リクエストにも応じているなど、いい娘さんでした。

035:「シャセトマ」
タイトルは、”ボッキと射精が止まらなくなるアレ”とのこと。
前話の直後で、メインヒロイン「シャーロットさん」との校内えっちです。
階段の踊り場でしたが…かなり声が響くと思うんですが。
なんらかの効果がため、かき消されているのかな。
ラストを知った2周目で見ると、なるほど彼女の台詞にそんなんが垣間見えますわね。

059:「Mad as a March Hare」
それからというもの、「シャーロットさん」とガンガンえっちを続けていた「ヒロトくん」
ある日、その現場を「白石さん」に見られてしまったのでした。
そんな訳で、「白石さん」とのえっち話。
タイトルの道具がため、彼女から求められるという流れでした。
学校モノの定番、保健室ですね。
そうしたえっちシーンもいいんですが…。
前半に「ヒロトくん」言っていた台詞の裏が描かれるオチが深い。
また、このあたりから、じわじわ「シャーロットさん」の本音が描かれるようになってます。

085:「シンクロニシティ」
「ヒロトくん」をいじめていた3人組「桜井ハルカ」、「宮下ナツキ」、「星野フユミ」との複数えっちから始まるこちら。
「シャーロットさん」にしたえっち感覚が、先の3名にも伝わるというもの。
普通に授業を受けていた彼女らの反応に注目。
こんなんはひでるさん好きなパターンなんですけど、ゆっくり・じっくりとした描写が欲しかったなぁ。
雰囲気としては、静かに耐えている「フユミさん」がいい感じ。
彼女はそれまでのシーンでも、残る2人とはちょっとキャラ違うんですよね。

109:「シカトヤラナイカ?」 カラー原稿あり
シャワー室に出没する、Hな幽霊というお話。
カラー部分は招待不明なそちらとのプレイにハマってしまった、運動部「舞」さんの独白から。
アプローチがこれまでと異なるので、一瞬漫画が変わったのかと思いました。
ほか運動部女生徒らも巻き込む、複数えっちです。

135:「相思相愛」
そんなこんなで、こちらが最終話。
過去描写からなんですが…「アンソニー」の名前でピンとくるでしょう。
「シャーロットさん」が倒れてしまったことを切っ掛けとして、物語の背景がすっかーと見えるようになります。
なるほどー。
「ヒロトくん」のアレは…シチュエーション的にし仕方ないかな。
手紙を書いといて良かったですね。
ああした場面は、泣けて困ります
また、最後には「シャーロットさん」視点でのプロローグ、転校生として教室に入る直前が描かれているんですが。
ここがまた非常に良かったです。

183:「ビー……サイレント…」
こちらは同時収録の短編。
短編…と言っても、44ページほどあるため、読み応えからえっちシーンまでたっぷりでした。
”これは死ぬほど奥手だった女の子の一世一代の復讐劇”
そうした、なかなか物騒なオープニングとなっているこちら。

サツキさん
※サツキさん
 こうした冒頭になっています。

「カンダ」と結婚することとなった「ミツキ」
さんざん人の彼氏を寝取っていた彼女が最終的に選んだ相手は、親友「サツキ」の彼氏だったのです。
大雑把にはそうした設定。
結婚披露パーティーに半ば無理やり出席させられた「サツキさん」
彼女は、生まれて初めてという感情のまま、復讐を実行するのでした。
皆が酔い潰れた宴会後に、彼を寝取り返すというもの。
付き合っていた時には、キスすらしていなかったんですね。

声を殺してのえっちが刺激的。
その後にある、オチ前のシーンにはドキっとするでしょう
びっくりしました(本当)
また、結婚式でのシーンがやたらいい感じ。
涙腺を直撃してきましたよー。
ただ、そうした2人に対して、「カンダくん」はまさに空気そのもの。
本編でも言われてましたが。
彼のどこが良かったんだろう。

★その他

以上、「赤月みゅうと」センセでした。
こちらが3冊目の単行本。
ブログでは初単行本「イノセント ~少女メモリア~」、2冊目「少女×少女×少女」を紹介しています。

今回もいいお話ではあったものの。
うーん、「少女×少女×少女」が名作過ぎたかなぁ。
前述したように作画も刺さらなかったこともあると思います。
和服が良かったかも。
ただし、成年漫画の連続話としてはやはり優れたものでした。
次も期待します。

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(2012/07/06)
赤月みゅうと

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tag : ラブコメファンタジー

■性的時間 (狼亮輔)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「性的時間」、
      加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、短編×13(うち「奈央さんシリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狼亮輔(おおかみ・りょうすけ)」センセの「性的時間」です。

奈央・理央
※奈央・理央
 ↓表紙の娘さんですよ。


■性的時間 (狼亮輔)


★構成・絵柄 巨乳系 成年ラブコメ

「性的時間」の収録は全て短編によるもの。
ショートでしたが描き下ろしが収録されており。
そちらのキャラが、本編でも顔を見せていたカップルで、いちおう連続となってます。
↑上の”その他”ではシリーズとか書きましたが、単に同一ヒロインの別シチュエーションという風情です。
さして繋がりはありません。
ジャンルとしては、だいたいラブコメ
ラブのが強めですかね。
だいたい楽しい話でしたが、一部は暗めなものもあるので気をつけて下さい。
皆さんむちむちで、特にバストが大きめでしたよ。

初出を見たところ、ほぼ最近の原稿でまとまっていました。
それに加筆修正があるため、安定しています。
センセのHPには描き直しのサンプルがありましたよー
線は柔らかで、やや強め。
濃淡は適度なくらいで、デジタルっぽい色彩です。
全体的に派手な描き方。
デフォルメちっくですね。
ため、目立つような乱れはないものの、バランスが微妙なコマもありました。
キャラは肉付き良く、漫画らしい可愛さあるもの。
漫画の描き方を含めて癖があるため、人を選ぶと思います。
判断については、センセ自身のHPか、立ち読みもできる「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。
あるいは、カバーイラストでも大丈夫です。

★収録話 13話収録

001:「性的時間」 カラー原稿・描き下ろし
005:「エコエロサマー」 カラー原稿
011:「耐える女」 カラー原稿
冒頭はカラー原稿のショートもの。
「性的時間」は4ページで、描き下ろし。
↓表紙・裏表紙を飾るヒロイン「奈央」さんの教室えっちでした。
「エコエロサマー」、「耐える女」は6ページ。
前者は夏にエアコン故障した部屋での汗だくネタ。
肝心の暑さが表現としてイマイチで、さして特徴的ではありません。
後者は旦那の上司と同僚女性にえっちされるというもの。
いちおうWヒロインなんですが、ページ少ないですね。

017:「どっちのあのコ」
こちらは双子姉妹が登場するお話なんですが。
昔愛用していた双眼鏡を覗いた「颯太」くん。
すると、向かいのマンションにてえっちする幼馴染み姉妹のどちらかを発見してしまったのです。
双眼鏡性能がため、顔はハッキリしておらず。
実は好きだった「奈央」さんであったらどうしようと悩むのでした。
大雑把にはそうしたお話。
双子モノの新しいアプローチですねー
ただ、本人も言っていたようにそっくりな双子ではなく。
冷静になれば分かったのではないかなぁ。

…と、いまブログ描いてて気付きましたが。
冒頭の描き下ろし「性的時間」はこちらの2人でした。
ありゃりゃ。
似てるなーって見てたら、名前同じでしたよ。
だから「あっちの校舎から見てるかも」なんて発言があったんですね。

凛、舞美
※左:凛、右:舞美
 本屋さんがいいですね。こりゃ、通うわ―。

037:「初めてをあなたへ」
教師「林」とこっそり付き合っていた「山田」さん。
しかし、クラスメイト「習志野」にキスをしていたところを目撃されてしまったのでした。
そんな訳で脅迫えっち。
実際にはギリギリまでするだけで、寸止められており。
ネトラレな雰囲気漂う漫画になっていました。
苦手な方は要注意。

059:「ボウカン・カイカン」
4名での飲み会後というお話。
「紗智子」・「悟」のえっちに触発され、「舞美」・「数人」もしてしまうというのがだいたいの流れ。
ただ、「舞美さん」は「悟くん」が好きであったという設定もあり、安易にえっちへ発展しません。
彼の”メンドクセー”という感覚は、なんだか分かる気がします。
彼女が部屋を飛び出したため、公園えっちとなっていました。

079:「えろぃほんやさん」
書店の看板娘「凛」さん。
彼女に憧れていた「真也」くんにお誘いえっちという展開です。
彼は単なる客ではなく、お店を手伝っていたこともあるようで。
そうした努力が実を結んだのかな。
むちむちとしたスタイルで、逆に服着たままでも十分えっちでした。

099:「だいしゅきランジェリー」
下着メーカーに勤める主人公に、隣の「結花」さんが…
”可愛い下着を買いに行くのが恥ずかしいので、商品を見せろ”
と言ってきたのが切っ掛け。
本編でも言ってましたね。
お隣のお兄ちゃんに頼む方がよほど恥ずかしいような気もしますが。
着替えた下着姿を見せたりするなど、やっぱりラブラブでした。
おっきいですね。
途中のおっぱいがはじけ出る描写が好き。

119:「誘引マウス」
料理が得意な「治樹」くんと、食べる担当の「穂乃香」さん。
ややトロそうなところが可愛い娘さんでしたね。
食材で変なモノつくるまで、彼追い込まれていましたが。
とっとと告白してしまえ。

139:「びしょ濡れハプニング」
クールな「高宏」くんと、逆にいちゃいちゃしたい「りさ」ちゃん。
銭湯の掃除を頼まれ、久しぶりに2人きりなシチュエーションとなった「りさちゃん」はさっそくアプローチを開始したのでした。
そんな訳で、うっかり彼女がびしょ濡れ・透け透けになるという、タイトルそのままなネタです。
冷静な彼にも刺さったようでした。
かなりのサイズであるのに、ブラしてないのねー。
ただ、後半のアレは「高宏くん」のが正しいと思いますよ。

155:「忘れ物純愛詩」
頻繁に忘れ物、落し物をする彼女「琴子」さん。
まぁ、イラっとした彼も仕方ないか。
身体で受け止めたげて下さい。
12ページと、ちょっと短めです。

167:「義母の挿茶」
結婚した主人公「直樹」は、妻「麻衣」の家に婿養子として入ったんですが。
義母は「麻衣」にとっても義母で、まだ若さもある女性であったのでした。
茶道教室なんぞをやっており、和服姿がいい感じ。
どうなるのかなーって思っていたら。
ド直球でした。
なんだか可笑しい(笑)

結花、義母
※左:結花、右:義母
 むちむちです。下着がえっちです。

183:「肉嫁」
親友「敦子」の紹介で、めでたく「永輝」との結婚式を迎えた「陽菜」
しかし、「敦子」に連れられた先は式場ではなく、見知らぬ男どもがいたのでした。
屈折してるなぁ。
後半「敦子さん」も参加しますが、それもまた切ないですよ。

★その他

そんなこんなで、「狼亮輔」センセでした。
こちらのブログでは「恥ずかしい乳房」、「もみゅちち」、「乳物語 チチモノガタリ」…と、ひととおり紹介してます。
こちらが4冊目ですねー。
色々と収録されていましたが、もうひとパンチ欲しい感じ。
前巻「乳物語 チチモノガタリ」のような、キャラの強さある中編とか見たいです。

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(2012/05/31)
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tag : ラブコメ

■年上彼女オルタナティブ (ゆりかわ)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] ラブコメ・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画、
      カラーイラスト「Full Color/Alternative Girls」
・その他: カラー(22P)、短編×12
      (うち「年下彼氏オルタナティブ」×5、「ふたごチャレンジ」×2)
       
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ゆりかわ」センセの「年上彼女オルタナティブ」です。

ヒナコさん、狭間愛衣
※左:ヒナコさん、右:狭間愛衣
 ヒナコさんはこのシーンが好き。下着が逆にえっちよね。


■年上彼女オルタナティブ (ゆりかわ)


★構成・絵柄 お姉ちゃん系 成年ラブコメ

「年上彼女オルタナティブ」は表題…に近いタイトルの中編がメインとなった単行本。
ほか連続話と短編による構成です。
カラー漫画ほか、カラーイラストも収録されていました。
(※収録漫画キャラによる1枚絵)
お話は暗さの少ないラブコメ話。
タイトルそのまま女性が年上というカップルが多く、お姉ちゃん系な作品群です。
ただ、実姉・近親ではありません。
広義での”お姉ちゃんですね。
ちなみに、なんだか眼鏡かけてるヒロインが多いのも特徴になっています。
そうした要素にぐさー、って刺さる人には超オススメ。

丁寧ですっきりとした線の絵柄。
全体の色づきは比較的に薄め。
描き込みもしっかりしているものの、そう複雑ではなく。
原稿は見易く仕上がっていました。
ただ、コマ割りは重なり、大小あって複雑で、ぶち抜き・はみ出しなども手伝って賑やか。
配置やバランスにも優れ、また前述した作画の特徴がためか、こってりはしていないんですけどね。
表現などにも引っ掛かる所なく、漫画はお上手です
高い背丈としっかり通った鼻筋のキャラ絵。
漫画っぽさとリアルっぽさを兼ね備えた、良い意味で癖ないものでした。
アクションや表情にも問題は見られず。
またカラーも見事で、特にマイナス点はありません。。
判断には、前単行本も見れる「コアマガジン」さんのサイトが良いでしょう。

★収録話 12話収録

005:「年下彼氏オルタナティブ」 4話 カラー原稿
095:「年下彼氏オルタナティブ もーいっかい!」 カラー原稿
「ナオ」の母親の依頼で、「ヒナコ」は彼を預かることとなりました。
しかし、部屋に来た初日に、いきなり彼女の秘密を知ってしまったのです。
こうして、正直にぶっちゃけることとなった「ヒナコ」は…
お…お互いにほら…すっきりできたら、いいんじゃないのかなー、とか
仕事が忙しく、もう10年もシテいないことを打ち明けたのでした。

そんな感じに、同居人となった年下な男の子とのえっちもの。
年齢差カップルですわね。
眼鏡で額が広い、ヒロインの「ヒナコさん」
冒頭のカラーページはスーツ姿で、先生っぽい雰囲気だったので。
ひでるさんは、けっこうな間、勘違いしておりました。
そちらでは乳圧でボタン弾け飛ばしてましたよ。
10年間とか言ってるのが嘘みたいにスタイル良いですからねー。

1話目はそちらからの回想で、切っ掛けと初えっち。
玄関で出迎えた「ヒナコさん」がセクシー。
後で言ってましたけど、あれは”どーにかなる”でしょう。
彼は年下の割にこなれており、あっさり立場を逆転させていました。
2人で外出する2話目。
水着選びで更衣室えっちの後、ホテルへ向かうという流れ。
外でエッチ…したくない?
とか言ってたので、うっかり野外かと思いましたが。
ややテンション高めな「ヒナコさん」が可愛いです。
面積小さい水着が良いんですが、更衣室にてショーツの上に着てるところが好き
新キャラ「狭間愛衣」が登場の3話目。
ツリ目でツインテール、八重歯に関西弁という特徴だらけな娘さん。
ついでに「ヒナコさん」とは逆で貧乳でした。
いままで2人だけの世界だったので、登場はやや唐突でしたけどね。
テンション高く、性格からあの流れは納得。
こうして、曖昧な関係が決着となる最終話。
どんなんかは伏せますが、お風呂などあるのでお楽しみに。
”もーいっかい!”は、コスプレネタのカラー原稿。
100種類ある衣装のうち、チョイスしたのがバニースーツでした。
うん、まさしくソレですね。
↓表紙にしても良いくらいにお似合いです。

チアリーディング部「大神千鶴」、ヒカル
※左:チアリーディング部「大神千鶴」、右:ヒカル
 ちなみに、左でびっくりしてるのは「忍くん」です。

103:「白くてとろとろのアレ」 カラー原稿
酔っぱらった「リコ」と「ユウ」のえっち。
いかにも思わせぶりなタイトルですが…まあ、だいたい想像できるかな。
ちゃんとオチにもかかってましたよ。
こちらの「リコさん」は褐色肌でスポーティーなヒロインでした。

111:「ふたごチャレンジ」
133:「ふたごチャレンジ 湯けむり編」
チアリーディング部の「大神千鶴」と付き合う「真希」、その双子の弟「忍」という3名。
体調を崩した「真希」は、チア部の打ち合わせに変装させた「忍」を向かわせるのでした。
バレることを恐れる彼でしたが、”美少女チアリーダー”として地元では有名な彼女に会うべく、承諾してしまうのです。
確かに「千鶴さん」は可愛いですねー。
良くある漫画では、気付かれぬままえっちに持ち込んだりするんですが。
こちらの場合は、ごくあっさり「千鶴さん」が看破しておりました。
まぁ、そうだよね。
ただ、「真希さん」が何を考えて彼を寄こしたのか、を察するところがイイです。
後半はタイトルそのまま温泉話。
前話にて”チア部の遠征”とか言っていたので、その関係でしょう。
こちらについていった「真希」・「忍」
ショボイ胸」・「ド貧乳
など言われていた「真希さん」の貧乳が堪能できる1話
しかも陥没なのね。
ガン見する「忍くん」と、うろたえる「真希さん」が良かったです。
前半は「千鶴さん」と温泉プレイ、後半は3名なんですが…まさかあんなオチがあるとは。

153:「当店甘え禁止となっております」
こちらがカバー裏でコメディーしているお話です。
「江藤」・「ヒカル」というカップルのえっちなんですが。
名前からして、どっちも性別が分かり辛いという味付け。
オチにて女装禁止とか言われてましたが、いままで男子っぽい風情であったので、ラストのスカート姿が非常に良い雰囲気でした。
なお、「杏璃」さんらは前巻にも顔を見せてましたよね。

173:「上京(予定)物語。」
「シュウ」・「アヤ姉」のカップルなんですが。
会話を聞く限り、こちらも実姉ではないですね。
そういう縛りなのかな。
学校見学を終えた彼が、下宿させてもらう予定の「アヤ姉」を訪ねるというもの。
仕事出来る大人な女性でしたが、えっち時は立場が逆転するところがポイントです。
ラストページの反応がまたキュートでしたよ。

185:「おねえさんはへっちゃらです」
ファミレスで働く「アカネ」と「ユキ」のえっち。
2人の会話から察するに…近所のお姉ちゃんなのかな。
眼鏡なヒロインの「アカネさん」は溢れんばかりの巨乳
また制服がそれをやたらに強調してるのよ。
えっちよねー。
彼の態度がなんだか怪しかった理由は、オチにて判明していました。
ラブラブですよん。

アカネ、アヤ姉
※左:アカネ、右:アヤ姉
 眼鏡比率も高いのです。

207:「腐女子肉食引きこもり」
引きこもる従姉のもとを訪ねたところ、独りえっちの真っ最中でした。
お約束ですね。
ただ、こちらのお姉ちゃんは恥ずかしがるどころか、「いーくん」を絡め取ってしまうのです。
そんな訳で、男の子が拘束えっちされちゃうお話。
肉食ですねー
彼あんな感じでしたが、たぶんお姉ちゃんのこと好きだろうなぁ。

★その他

そんなこんなの「ゆりかわ」センセでした。
こちらのブログでは初単行本「「放課後ストロベリーバイブ」」を紹介しています。
こちらが2冊目の単行本。
↓表紙・裏表紙など、メインの「ヒナコさん」が頑張ってます。
個人的には裏表紙のが好き。
もうちょっと引いて欲しかったですけどね。
なお、そんな「ヒナコさん」が抱き枕カバーとなったらしく。
受注予約受付サイトがありましたよ。
なんというか…凄い時代になりましたねぇ。

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(2012/06/30)
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■はじめての! (みさお。)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ロリ・日焼け跡
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10
      (うち「旅恋」×2)
       
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みさお。」センセの「はじめての!」です。

みつきちゃん、小河瑠奈(るな)ちゃん
※左:みつきちゃん、右:小河瑠奈(るな)ちゃん
 すみません、似たような構図をチョイスしてしまいました。


■はじめての! (みさお。)


★構成・絵柄 ロリ系 成年

「はじめての!」はLOくくりで第117弾なのだとか。
続いてますねー。
そんな訳で、ロリ系な1冊になってます。
収録は10話ほどで、前後編の連続モノが1エピソード。
ほかは全て短編になっていました。

可愛らしい作画ですが、そうラブコメちっくなものばかりではなく。
えろえろな援交さんから、お仕事のために頑張ってしまうアイドル、弱味を掴んで主導権を握る娘などもおりました。
可愛いばかりでないのはポイントでしょう。

太めで強い線の絵柄。
濃淡・描き込みは比較的あっさりしたもの。
けっこうコマにおさまっている印象があり。
漫画はどこか淡々と進行しているようでした。
(※悪い意味でなく)
静かであまりはっちゃけてはおらず、お話によっては緊張した雰囲気もあります。

たゆんとした、ユルい輪郭と小さい鼻・口というキャラ絵。
漫画ちっくな可愛らしいものです。
タレ目な娘はほわんとして、ツリ目な娘は小悪魔ちっくな、良いバランス感覚でした。
癖はあるものの、そう嫌味な色もなく。
各話でやや差はあったものの、読んでいて気にならない程度に安定しています。
そう極端な変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

★収録話 10話収録

003:「おしえてあげる」 カラー原稿
こちらはカラー8ページのショートもの。
冒頭話になってます。
「ゆか」・「ののか」という姉妹の野外えっちです。
それぞれ相手が同年代であり、2人が主導しておりました。
姉妹がなんとなくお互いを意識してるっぽい描写がいいんですが…。
せっかくカラーなので、どっちかは日焼け跡が欲しかったです。

011:「MMM-みつきちゃんマジマコロン」
お隣のお兄さんとコスプレえっちの「みつき」ちゃんです。
キャラに傾倒している彼になんとなく嫉妬していて、ツンデレちっくなところがキュート
あのオチはお約束ですよね。

027:「アイドルのおしごと 高崎はづみ11才」
写真集を出したりしている、アイドル「高崎はづみ」ちゃん。
テレビ局ディレクターに色々されるというお話です。
なんとなくこうした妄想しますけれど。
実際にあるのかなー、どうかなー。
健気に頑張る姿がいじらしいですが。
路線がなんだか怪しくなってましたよ。

051:「なつやすみ、する?」
「小河瑠奈(るな)」ちゃんの援交えっち。
こちらが日焼け跡でした
やっぱりいいものですね。
22ページとやや長めである中、冒頭のえっちから撮影会、複数、放尿…など、様々なプレイが見られます。
今後が心配ですよ。

藍川秋穂
※藍川秋穂
 性格的には最も良い娘ではないかなぁ。

073:「旅恋」 前後編
両親の友人の娘「藍川秋穂」ちゃんを預かることとなった主人公。
土日に温泉旅館へ連れてきたのでした。
”1人で入るのが怖い”
ということで、2人して露天風呂なんですが…もう大丈夫ではなさそうですね。
ちゃんとブラもしていたし。
風呂でのじわじわっとした流れが非常に良いです。
触られて、あんな可愛い反応しちゃーダメ。
あくまで確認ですが、ええ(笑)
なお、ヒロイン「秋穂ちゃん」は先の「るなちゃん」とは違い、ウブい大人しそうなタイプです。
後編はその続き。
浴衣姿がまた可愛らしいです。
あのシチュエーションでは、寝れないだろうなぁ。
暗にリクエストをねだるくだりが好き。

105:「インターセプターシスター」
冒頭ページのやり取りが可笑しい、妹「陽菜」ちゃん。
兄妹の近親えっちでした。
こりゃコメディーですね。
えっちではランドセルを背負っているので、お好きな方はどうぞ。

125:「おあそびのじかん」
生徒「楠川沙恵」と教師のえっち。
成績良くクラスでも人気の優等生なんですが…ううむ、見た目では分かんないものですね。
オチもちょっと背筋が寒くなりそう。
実はかなり黒いのではないかなぁ。
彼女側の視点でも見てみたいですよ。

145:「貯金箱いっぱいの好き」
妹「マナミ」ちゃんにお小遣いあげて、えっちさせてもらう兄という構図。
鬼束直」センセが得意としてるパターンですね。
ただ、そちらよりもだいぶ可愛らしい印象でしたが。
普通ではラブラブしてないところが逆に良いです。
お風呂でのやり取りが好き。

楠川沙恵ちゃん、柚美ちゃん
※左:楠川沙恵ちゃん、右:柚美ちゃん
 「沙恵ちゃん」はこんな可愛らしい雰囲気なんですが…。

165:「日焼け・大好き」
良かった、もう1話収録されていました。
そんな訳で、タイトルそのまま日焼け跡なネタ
夏休みの登校日帰りの「柚美」ちゃんが、近所のお兄ちゃんの部屋へ立ち寄るというもの。
ちょっとプールで泳いできた、という活発な娘さん。
お兄ちゃんの偏ったキャラがいい感じ
「柚美ちゃん」はアイス食べてるところが可愛いです。
        
★その他

以上、「みさお。」センセでした。
こちらが初単行本になるのかな。
”最先端をひた走る新鋭作家”とか冠がついてます。

紹介帯には、シンプルとかなんとか書かれていましたが。
今回の単行本は、なんと言ってもカバーイラストでしょう
実にパンチ力あるものでした。
店頭でもよく目立っていましたよ!!

あれは「るなちゃん」でいいのかな。
↓表紙・裏表紙どちらも彼女で、見事なまでの日焼け跡を様々なポーズで見せてくれました。
まぁ、現水着と面積が逆であれば見えないので、基本跡はワンピースであるはず。
そうすると、スクール水着競泳水着だと思われ、ロリ系との相性は良いですわね。
ちら、と紹介したDVDもシリーズになっているようなので、漫画でもぜひ続いてほしいです。
本編はもっとソレ押しでも良かったかもしれないなぁ。

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tag : ラブコメコメディースクール水着競泳水着コスプレ

■シスター←→シスター (椿十四郎)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] 近親・複数
・おまけ: あとがき、
      カラー描き下ろし「シスター←→シスター プロローグ」
・その他: カラー(4P)、短編×7
      (うち「シスター←→シスター」×3、「ファミリープラン」×4)
       
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椿十四郎(つばき・じゅうしろう)」センセの「シスター←→シスター」です。

芹沢依吹、芹沢世梨奈
※左:芹沢依吹、右:芹沢世梨奈
 右上コマの眼鏡が「依吹さん」。お気に入りをネジ込んでみました。


■シスター←→シスター (椿十四郎)


★構成・絵柄 近親系 成年

「シスター←→シスター」は中編2話での構成。
成年ではちょっと珍しい構成ですね。
前半の収録が表題作でした。
こちらは、ちょっとミステリアスなお話になってます。
後半は成年系らしい、ハーレムちっくなもの。
どちらもストーリーな漫画でしたが、前半のがよりそれっぽいですね。
後半は派手でえっち重視なため、バランスの取れた構成かもしれません。

ジャンルはタイトルそのままの近親ネタ
いちおうタブーだという色はあるものの、背徳感は全体的に薄めです。
詳しくは後述します。

こってりとした作画。
やや太めな線は強く、枠線から濃淡までも同様でした。
全体の色づきもしっかりしています。
描き込みはそう詳細でないものの、ぽてっとした濃さがありますね。
漫画らしい可愛らしさのあるキャラ絵。
縦横に幅広な輪郭ですが、目・鼻などのパーツはそう大きくはなく。
デフォルメ過ぎないくらいのバランスになっていました。
表情から動き、漫画表現などには特に引っ掛かる部分ありません。
ただ、背景・小物はこざっぱりとしていて、悪くはないもののあまり良さはなく
小さいコマ、引き絵なども今一歩という印象です。
多少の癖はあるので、御判断下さい。
サンプルにはカット絵が背景になっている裏表紙か、「G-WALK」さんのサイトが良いでしょう。

★収録話 7話収録

001:「シスター←→シスター」 全4話 カラー描き下ろしあり
そんな訳で、こちらがメインの表題作。
弟「芹沢透」は口うるさくお節介な姉「芹沢依吹(せりざわ・いぶき)」と、騒がしい毎日を過ごしておりました。
ある日の脱衣所にて、その「依吹」と鉢合わせた「透」は勢いそのまま置物で殴られ、気を失ってしまうんですが。
次に気付いた彼の目前で姉と名乗っていたのは、まったくの別人「芹沢世梨奈(せりざわ・せりな)」だったのです。
そんな姉以外に変化はなく。
一時的な記憶障害と診断され、退院した「透」は部屋にて「世梨奈」から迫られてしまうのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。

実姉と平凡な日常を過ごしていた主人公が、姉を名乗る別人と関係してしまい…、というもの。
突然に不確かな状況に置かれ、流れるまま近親えっちに陥るという、ドキドキな展開です。

実姉「依吹さん」とは、当然ながら関係どころか感情すらありません。
(※お姉ちゃん的にはやや異なっていましたが)
ただ、そうした前置きがあるため。
見覚えはないものの、”実姉”を名乗っている「世梨奈さん」との美味しいシチュエーションにはめいっぱいに躊躇しているのです。
ココが通常な姉弟モノから捻りがあって、良いんですね

”気付いたら姉が見知らぬ女性で、彼女からノリノリでえっちを迫られる”
そうした設定は、目からウロコがボトボト落ちそうなくらい良かったんです。
不可思議な感覚で。

これから「透くん」はどうなってしまうんだろう。
そう、物凄い引き込まれたんですよ。
ただ…期待された中盤からがイマイチ

特に決着部分は、ぱっと理解できるものではなく
引き込まれ方が大きかっただけ、失望も半端なものではありませんでした。
納得しがたいなぁ。
もうちょっと何らか欲しいですよ。
まだ続くのだろうとページをめくっていたので、違う漫画(次の「ファミリープラン」ね)が始まっていても、その中盤あたりまで気付きませんでした(本当)

センセ的には必要だったのでしょうけれど。
クラスメイト「神牙知いちご(かがち・いちご)」は不要だったと思います
無駄に話が逸れてしまったように感じられました。
ちなみに、某書店では設定資料の小冊子がついてくるんですが。
ぶっちゃけ、そちらのコメントでなんとなく理解しました。

描き下ろしの冒頭カラーお風呂場での実姉「依吹さん」と「透くん」
サービスえっちかな。
こうして見ると、メインは「依吹さん」なんですね。
1話目はお風呂場にて「依吹さん」の独りえっち。
「透くん」の感覚共有みたいな描写は、そうした資質があるよーということ??
その際の、「胸ぺったんこ」と言ってる女の子が可愛かったです。
2話目は見知らぬ姉「世梨奈さん」
近親えっちを楽しんでいるような方で、「透くん」を追い詰めています。
この設定にはピッタリな性癖でした。
あの、”もしかしたら”を予感させるオチもいい感じ。

3話目は「神牙知さん」
ここですね。
せっかく「世梨奈さん」でどぎまぎしていたのが、ポカっと穴あいてしまうみたい。
人物は同じものの、知っている彼女よりも近しい関係であるのが異なるところ。
保健室えっちです。
最終4話目はとりあえず伏せておきますが。
「依吹さん」はいいとして、「世梨奈さん」についてはよく分かんなかったです。
雰囲気異なるのはまたいいんですが。

姉「葵」・妹「こずえ」・母
※姉「葵」・妹「こずえ」・母
 こうしていると、普通の家族なんですが。

099:「ファミリープラン」 全3話
先の話と違い、次々えっちの輪が広がるようなお話になってます。
男性は主人公「浩司」くん1人だけで、ハーレムちっくな色がありました。
ヒロインはなんらか血縁ぱかりなんですけどね。

1話目は妹「こずえ」と、眼鏡のお母さま。
前半からえっちでリードするのは「こずえちゃん」
既に関係していたため、流れはごくスムーズです。
ここの注目は、鉢合わせした姉「葵」さん。
目前の事態を理解できず、実に良い反応を見せてくれました
成年漫画なので、近親えっちは普通に行われる必要があるんですが。
彼女がため、それが”タブーである”ということが、強調されています

衝撃な1話に続く2話目は、ついに姉「葵さん」
じわじわ感化されつつあるものの、理性はちゃんとしており。
ああした流れは、読者の期待するところだと思います。
わざわざPCに動画を仕込むまわりくどさがイイですね(笑)
個人的には、もう少し彼女を追い込んでみてほしかったですが。
3話目はおまけみたいなものかな。
こちらでは叔母「なつえ」、その娘(従妹)「紗季」が登場。
最終話でもあるため、ごくあっさりえっち展開になってます。
「紗季ちゃん」と「なつえさん」のやり取りが可笑しいですよ。

衝撃の「葵さん」
※衝撃の「葵さん」
 この漫画はココだと思います。お前もか―!!

後半は迫力ある複数えっちでした。
はっちゃけてましたよー。
なぜ家族こんなんなのか、特に説明とかなく。
さっぱり感染拡大していくような近親えっちを楽しむべき漫画だと思います。

★その他

以上、「椿十四郎」センセでした。
ブログでは過去に2冊目「姉妹みっくす」、「近親相姦ってイケナイ事だからしたくなるんでしょ?」という2冊を紹介してます。
またまた近親系でしたねー。

前述したように、オチはやや残念なところがあったものの。
なかなか見られない設定が良く、刺さりました。
1冊まるまるでもイケるネタではないかなぁ。
再チャレンジして欲しいですね。

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